まず気になる1品目は
【意外性】カカオビネガーとパイナップルと大葉のハーモニー
カカオビネガーとはその名の通りチョコレートの原料のカカオ豆から作られたお酢です。その味わいはお酢でありながらも、カカオ豆の香りやチョコレートの様な香りが感じられます。
今回はこちらを大葉のグラニテ、パイナップルのソテーと組み合わせました。食べた事のない組み合わせでしたが、その相性は抜群でした。デザートのコースの一品目はお酢を使い、後に続くメニューの為に食欲増進してもらおうという、シェフの優しさのこもった一品です。
続いて2品目は
【洋と和の融合】カスタード入り道明寺と小布施栗と加賀棒茶のスープ仕立て
こちらは洋菓子だけでなく、和菓子も好きなシェフだからこそ作り上げられた一品。
関西では一般的な道明寺粉を使って作られた餅でカスタードを包み、小布施栗と加賀棒茶のスープ仕立てと組み合わせました。それぞれの食材の織り成すハーモニーをお楽しみください。
3品目は
【シシリアンキッス】アマレットと柑橘のカクテル
こちらも3度の飯よりお酒が好きな岩井シェフらしい一品。サザンカンフォートというレモンやハーブが香るピーチリキュールと、杏の核を原料にして作られたアマレットを使用したシシリアンキッスというカクテルをイメージして作りました。
カクテルグラスの中にはブリオッシュにシロップがたっぷりと染み込んだババ、アマレットアイス、スパイスが効いたパンデピスが入り、その上を薄い綺麗なオレンジのジュレで蓋をしています。大人の色気漂う仕上がりです。
続いて4品目は
【インスピレーション】グレープフルーツのサラダ仕立て
ホワイトグレープフルーツの甘酸っぱい味と、苦味が特徴のルッコラの相性は抜群。フランスで塩の花と呼ばれているゆっくりと時間をかけて結晶化させたフルールドセルという塩の穏やかな塩味が、それぞれの味を引き立てます。
メインデザートに向け口の中がさっぱりする一品。
続いて5品目はメインデザート
【ショコラ】4種のショコラを様々な形で。
岩井シェフパティシエのスペシャリテであるショコラ。今回はホワイトチョコレート、ミルクチョコレート、ブロンドチョコレート、ビターチョコレートをそれぞれ焼き菓子、ムースなど様々な形でアプローチしています。
当日のお楽しみという事でこちらは敢えて多く語らないので、乞うご期待。
【ミニャルディーズ】
小菓子3種。ラストにはシェフ特製の小菓子を3種類。 今のところ未定ですが、こちらもお楽しみに…
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僕はどちらかと言うと食べに行きたい人ですが、今回は厨房でシェフのお手伝いをさせていただきます。どのデザートも気に入って頂くこと間違いなしですので、是非お越しください。
普段表舞台に立つ事の少ない5HORNのパティシエですが、どのスタッフもお客様に会える事を楽しみにしています。この機会にデザートについての質問や、普段のケーキの感想など是非スタッフにお伝えください。
本日より3日間連続でブログ更新します! 明日は誰がどんなブログを打つのかな?お楽しみ〜 以上【たろう】がお送りしました。
  

